いん・ならっ! <其の三: そのさん編>
寺侵入編!
■東大寺の南大門
教科書にでてくる門。この中に運慶 快慶があります。
この朽ちっぷりによる色合いがシブい、カメラへの収め方はまずい気がするどうしたらいいのかはそれはわからない。
うまく撮れなかい時は、困った時の鹿さんだのみ。
とりあえず鹿をフレームの中に放り込んでいくスタイル。
なんとかしてくれ、鹿。
なんとかしてくれ、鹿。
なんとかしてくれ、鹿。
お前がなんとかするんだ、鹿っ!! 英語でいうと Ganbare Sika!!
みんなが餌に浮ついてる中、写真用にナイスポジションの仕事のできる鹿。
■ 屋根の橋梁が描く線と、石段の奥に行く線、上下の遠近法集中線でびゅあーーーー!となる寸法で、ゲヘヘこれは頂きました本当ありがとうございますと感謝の気持ちでお写真頂いたけど、家帰ってみたらオモタよりびゅあーーっとなってないの一品。
青空に、お嬢ちゃんの赤のドレスが映える!
鹿とお嬢ちゃんのないすセットで、近寄って撮りたいけど、怪しいオジサンがブヒブヒいいながら近寄りすぎると事案になってしまうので自重。
お嬢ちゃんの笑顔がひとつ失われずに済んだ。ナイス判断。
■ 東大寺
近寄ってとった。どうやら俺氏はとりあえずフレーム目一杯にとりたがるタイプの突撃型スタイル。
スキあらば全体をいれようとするのだけど、うまい写真を見てると全体ではなく切り取りっぷりが大事なんではないかと思い始めてきたアラフォーの夏。
■ 狛犬
説明するまでもないが、ここまできて東大寺の中にはいらんのかーー🐡💨💨ーーいという気持ちを黒い狛犬で表現した。。伝わりますでしょうか。近所だし、また来れるし、暑いし。
■ 葉っぱ一枚一枚の影がわりかしはっきりくっきりなのがイケイケなのではないかとオモタ。
■ 影だけとってみた。「上と下どっちがよいのか。」上だと影のことに気が付かない気がするし、下だけだとなんのこっちゃかわからん気がする。
■ 校倉造り
■二月堂
奈良が誇るイケてる神社に潜入。無料。
下から見上げれる絶好のカメラスポット?についたとこでタイミング悪くオジサンにベストポジションでキメこまれる。
あいにく、俺のフォトグラフィーにキメたオジサンはノーサンキューのスタイルやらしてもらってるので、「はよハケろ、はよハケロ、はよハケロ」と念仏を唱えて仏さんに頼み込むが、一向に動かない。
「やれやれ」と村上春樹の小説に出てくる主人公のようにひとりごちて、35度のおてんとに照らされて汗だくになりながら待つけど一行に動かない。
「カメラとはしらんおっさんが勝手にフレームインしてくる現象との戦いでもあるのだ!」とよくわからない理論を自分に言い聞かせて辛抱強くまつ。
あまりにも微動だにしないのと、暑さにやられて頭がぼーっとしてるせいもあってもしかしたらああいう新手の仏像なのかしらんと思い始めるが、しっかり見たら、ただのガンギマリしてるおっさん。アブナイ。
カメラスポットなので、後ろからカメラを持った60代ぐらいの老夫婦がやってきて、同じく上を見上げているところを見ると、「はよハケロ」の呪文を唱え始めたのが私には聞こえる。3人で力を合わせて「はよハケロ」の呪文を詠唱。しばらくしたとこでようやく魔物は我々の聖なる呪文に屈して悪の巣穴に帰っていった。「こちとらのババアとジジイはだてに徳をつんでるわけちゃうぞっ!魔力が違うんぢゃい!」(文章が長いっ!!写真のキャプションのはずが。。)
てことで、撮影。
構図をどうしたらいいものか、屋根の先っちょに空をもう少し入れるべきか、屋根をぶった切るべきか問題がいつもつきまとうのです。
中、こんなかんじ。
↑ ここの高台から眺める景色はそれはそれはそれはこの世のものとは思えない絶景!!!!
(。。。まさかの写真なし 😱
目をつぶってあなたが想像する最高の絶景を想像しましょう・・・・
それっ、そのちょうど3倍絶景!!! 👍 )
■ いかす水チョロチョロ! ! (正式名称はなんというのでしょう。。
いかす水ピチョチョン
たぶんシャッター速度をシャシャシャっ!といいアンバイに設定できれば、それなりに水の落下の軌跡あたりがシュッとなる大きな可能性を秘めたハイポテンシャルフォトグラフ。大きな可能性をあえて残していくスタイル。
ぴんとどこや
次回、「熱中症ど真ん中の俺氏、春日大社へ。救急車まったなし死闘編
をお楽しみください🚑💨